攻殻機動隊
- 作者: 士郎正宗
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1991/10/05
- メディア: コミック
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あらすじ:サイバーパンクって言えばこれかAKIRA。近未来サイボーグは流行るっぽい。
はいサブカル系の大好物攻殻機動隊でございます。2004年に読んでやっとこさ意味の分かる内容だったんだけれども、コレ出版91年だからねぇ。まして初出は89年。俺2〜3歳。たまげたなぁ。インターネットってゆーかやっとスーパーファミリーコンピュータの時代にここまで電気の海のことを考えてたか!すげえや理系!というわけでなんとも理系なお話。設定がとてもしっかり出来てるんよ。まず世界観。戦争やらで大変なことになっちゃったかわりに進歩した技術が電脳化。脳みそ全部をマイクロマシンにぶち込んでサイボーグになったりしちゃおうぜってやつ。で、パソコンとかそういうの無しでネットと直接繋げるようになったんだってさ。そういう2030年で内務省直属の公安警察 公安9課がサイバーかつアナログな事件を何とかする物語。とにかく書き込みがすんごいのよ。チョコチョコと伏線は張ってあるし欄外は補足でびっしりだし。10回は読める。何かしら発見があったり考えちゃったりする現代人。それだけやりゃあカルトな人気も出らぁな。映画化もアニメ化もシリーズでするわな。
もともと近未来の話しだのでアニメがとてもクオリティが高いっす。笑い男のかっこよさは異常。オススメ。映画はちょっと玄人好みだけれども。とにかくアニメだろーと映画だろーと原作マンガだろーと主人公は草薙素子少佐と彼女率いる公安9課。マンガの少佐はちょっとお茶目。得意なギャグは生理系。
「ネットは広大だわ。」ってとても使い勝手のいい名言。ミクシィで大して覚えてないクラスメイトにあっちゃったときとか、擬人化したポケモンたちに情念を燃やす一団を見たときとか。