機動戦士ガンダム THE ORIGIN

機動戦士ガンダム THE ORIGIN (1) (カドカワコミックス・エース)

あらすじ：これこそがファーストガンダム。キャラデザイン担当だった作者が描くファーストガンダムの集大成。

ガンダムってもはや神話の域に達してるらしい。Wikiが言ってた。言われてみれば確かにその通りで、北欧神話以上ギリシャ神話以下ぐらいの知名度はあるはず。ストーリーは知らなくてもシャアぐらいなら知ってるでしょ日本人。そのストーリーを２０年を経た今、よりリアルに緻密に作り上げられた物語が今回のコレなわけですよ。しかも劇中では語られなかったキャラや戦争の過去話も見られるという、もういっそコレ原作でもう一回アニメ化してくれみたいな作品。絵のタッチも独特の力強さがあっていい感じ。今のガンダムは正直目がキラキラしすぎてると思うんだ。
結構ドロドロした話なのよガンダムって。悲しいけどコレって戦争ですからね。人間ドラマだったり思想思想革命だったりのヒーローがいない妙なリアリティは、ロボットアニメが大嫌いな原作者トミノ御大が本当にやりたいことの練習に作った話ですからね。やってくれるぜハゲ。先日彼の講義を聴く機会があり、非常に感銘を受けてしまった車田です。

宇宙世紀以外のガンダムは認めませんよ僕は。大体最近のガンダムは出すぎなんだガンダムが。でも、Gガンダムだけは別バラ。