20世紀少年

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (1) (ビッグコミックス)

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (1) (ビッグコミックス)

あらすじ:元バンドマンで現在実家のコンビに店長遠藤ケンヂが世界を守る世界の味方になっちゃう話。あくまでも、なっちゃう。

今回は読んだだことのない人は見ないほうがいいマンガなので最初に断っておきますね。
子供の頃友達たちと作ったの妄想が現実になってそれと戦わなきゃいけなくなったらどうしようと思うと未だに中2病な僕はワクワクしてしまいますが、本当に怖いことだと思うんよ。しかもみんないい大人になって子供がその時の年ぐらいになった時に。あの頃の妄想を実現させるために宗教にまでなっってる黒幕ともだちがリアル。それに立ち向かった男ケンヂおじちゃんはかっこいいなぁ。ってのが一部。ガチ。
15年後ケンヂの姪のカンナちゃんが超能力とカリスマに目覚めてある作戦をとめようと頑張るんだけどってのが2部。ともだちが世界中に支持されるようになってて宗教の怖さを実感。
ついに西暦が終わってともだち暦になった世界で最後の戦いが始まる3部。音楽は偉大だ。
メンバーの一人やたら強い男オッチョの人生が悲壮でかっこいい。てゆーかかっこいいなあオッサンたち。1970年がキーワードになってて当時小学生だった人たちの物語。レトロとか言うな若人。
謎が謎を呼ぶ展開。たまに読み返すとそのたびに新たな発見があるぐらいの伏線の量。出来れば3回読もう。カタルシスが増すから。「アッー!コイツ!!これか!!」とかごろごろ出てくる。新しい謎も出てくる。

ケンヂおじちゃんが劇中に歌うボブディランとジョンレノンのパクリだから「ボブレノン」は名曲。コミックスのおまけだったんです。ネットは広大だからどこかに転がってるかもしれない。探してごらん。