かってに改蔵
- 作者: 久米田康治
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1999/02
- メディア: コミック
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あらすじ:ネガティブ系あるあるサブカルマンガ、に落ち着いた。いや大好きだけどさ。
雑学偏差値のとくにおたく関係と当時の時事ネタに強くないと楽しめないと思う。元ネタが何個分かるかによって勝敗を決める勝負も出来る。相手は自分。ガンダムを通してみたような人ならだいじょーぶ。文系マンガ。
ヒロインの羽美ちゃんとしたっぱ地丹の壊れっぷりにほぼ全てがかかっています。問題提起とオチはほぼこの二人によって賄われるほどに。最初はちゃんと主人公の改蔵君がにぎやかしをやっていたのですが、だんだん上記二人が異常化してすっかり常識人になり、初期設定も無くなり、絵もガンガン変わり、本来の目的が無くなっていく様子を楽しむマンガでもありました。最終回が今までの全否定だったりするのも見所かしらね。
初期の作風が違うのは、その昔作者が下ネタ王子と呼ばれていた爪痕。その爪は未だに残っているのでしょうか久米田の野郎。