蟲師

蟲師 (1) アフタヌーンKC (255)

あらすじ：命の源流に最も近くいろんな現象を引き起こし分からないほどの種類がいる「蟲」が起こしている事件やら現象、悩みなどを解決する「蟲師」の一人ギンコの和風ファンタジー。毛筆。

おいら一話完結の人情ファンタジーに弱いんよ。アタゴオルのせいだな。よく分からんけど完成された世界観の中で起こる不思議を巡るお話に。その世界観てのがファンタジーの一番大事なところでね。今回は純日本。登場人物は主人公以外ほぼ全員和服でかやぶきの屋根にすんで農漁業中心に生きてます。架空時代劇。鎖国を続けた明治ぐらい。
大体昔何かしらで蟲に関わってしまった人が旅の途中偶然立ち寄ったギンコに何とかしてもらうと言う作りになっています。たまに昔からの知り合いが出るけど、常に一話完結。何巻からでも読めます。ぜひ歯医者さんにおいてほしい。

これのアニメがさすがに筆絵じゃないけどマンガとまったく同じ作りで、原作に無いことは一切せずにセリフから構図まで完全にイメージどおりに出来てる。アニメオリジナルストーリーのせいでドラゴンボールのアニメがどうも好きになれんかった事からアニメから離れて行った人にもお勧め。俺とか。