最終兵器彼女

最終兵器彼女 (1) (ビッグコミックス)

最終兵器彼女 (1) (ビッグコミックス)

あらすじ:北海道のフツーの高校生のシュウジと最終兵器になっちゃったその彼女ちせのこの星で一番最後のラブストーリー。

中学生の頃読んだ時は「うわぁ・・・何だこのエロマンガ・・・」としか心に残らなかったんですけれども、今になって読み返してみたら俺泣く泣く。「うわぁ・・・何なんだこのエロマンガ・・・うぅ・・・」に変わりました。この部妙な変化が成長の証ですか。そーですか。
作者先生も言ってますが何で戦争が起こったのか自衛隊はどこと戦ってるのか宇宙人かいやフランス人だそもそもなんでちせが選ばれたかなんてことはどーでもいいんだ。全て二人の恋を盛り上げるためのオプションなんだ。戦争で死んじゃった親友も先輩も家族も日本も全ては二人のためのラブソングっすよ。内容は進むにつれてどんどんネガティヴになってくけど、悲しいけどこれって戦争なのよね。スレッガーさんの一言がびっくりするほど当てはまった。しかも物語り全体に。
そして断言する。ちせは卑怯。卑怯すぎる。だって非の打ち所が無いもの。ここまでくると嫌われちゃうぜ!あーこっこ作りてえ!

思春期のやつは読むなよ!最終巻の露骨なニャンニャンシーンが強烈過ぎて「何か悲しい話だった」としか思えなくなっちゃうからな!!