プラネテス

プラネテス(1) (モーニング KC)

プラネテス(1) (モーニング KC)

あらすじ:デブリ回収作業をしている星野八郎太ことハチマキとタナベの愛と哲学のSF物語。

稲中風に言わせててもらえば結論は「やっぱ・・・愛だよな」の一言に尽きてしまうわけですが、そこに至るまでの過程がミラクルですよこれは。
未来になっても日本はこのままで、やっぱりとんかつは美味しくて、月まで生活できるようにはなったけど、人は変わらなくて、そんな時代に宇宙に散らばるデブリを回収する人たちの物語が基本のストーリー。
すごくいろんなことを考えさせられるんよこれ。それこそ自我くらいから。星野八郎太シンクロ率高いのでいろいろ悩まされちゃいます。

デビュー作ながら最後までぎっしり詰まってます。リアル宇宙マンガの金字塔と呼んでもいいかもわからんね。

タナベの親父がブルーハーツ「夕暮れ」を歌ってるのが印象的というか象徴的と言うか。これは名曲。